行政書士が担当できる書類について
行政書士の仕事をシンプルに説明すると、「様々な書類の作成・代理・相談」ということになります。また、書類を作成する過程で、依頼主の業務内容などをコンサルティングして、有益なアドバイスをすることもあります。
行政書士の業務内容は、非常に多岐に渡っており、なかなかイメージを持ちにくい職業でもあります。行政書士が対応できる書類を、分類ごとで具体的に紹介いたします。
官公署に提出する書類
色々な種類の許認可などに関する書類で、その種類は1万を越えるともいわれます。具体的な提出先としては、次の通りです。
○各省庁（国土交通省、文化庁、運輸局、入国管理局等）
○都道府県庁 ○市区役所 ○町村役場 ○警察署
権利義務に関する書類
権利や義務の発生・存続・変更・消滅に係る書類です。具体的な例としては、次の通りです。
○念書 ○示談書 ○協議書 ○内容証明 ○告訴状 ○告発状
○嘆願書 ○請願書 ○陳情書 ○上申書 ○始末書 ○定款
○遺産分割協議書 ○各種 議事録 ○行政不服申立書
- ○各種契約書
- （贈与・売買・交換・消費貸借・使用貸借・賃貸借・雇用・請負・委任・
寄託・組合・終身定期・和解）
事実証明に関する書類
社会生活での交渉に必要な事項や内容を証明する書類を指します。具体的な例としては、次の通りです。
○実地調査に基づいた位置図や案内図
○現況測量図などの図面類
○会計帳簿や財務諸表
○申述書