終活の大切さについて
最近巷でよく耳にするようになった言葉のひとつに「終活」という言葉があります。終活とはその名の通り「人生の終わりのための活動」という意味を持っており、現在ではエンディングノートの作成や遺言書の作成を行う方が増えてきました。 ここでは、終活の大切さについてご紹介したいと思います。
終活の魅力とは
自分の最期の瞬間を、自分の思い通りにできるのが終活です。そこが終活の魅力のひとつでもあるのですが、終活はこれからの人生を明るいものにするための活動でもあります。エンディングノートの作成やご自身の葬儀の計画、残されるであろう家族へのメッセージなど、ひとつひとつの活動を通して気づけることがたくさんあります。 終活を通して「家族と過ごした時間が足りない」と感じたなら家族との時間を増やすきっかけになりますし、「もっと趣味の時間が欲しい」感じたなら残った時間を趣味に充てることができます。終活とはすなわち、自分自身と向き合うことです。普段気づくことができない部分に気づくことができ、今後の人生を豊かにできるのが終活なのです。
ご自身だけでなくご家族にもメリットが
終活においてご自身の葬儀の計画を立てる方もいらっしゃると思いますが、これはご自身が望む葬式を挙げられるだけでなく、残されたご家族の方にもメリットがあります。 ご本人様がお亡くなりになられたときは葬儀が執り行われ手厚く葬られますが、残された遺族は悲しみに打ちひしがれながら葬儀の手配を行うこととなります。しかし、ご本人様が予め葬儀の計画を立てていれば遺族への負担を大幅に減らすことが可能です。つまり終活とはご自身のためだけでなく「大切な人のため」でもあるのです。