終活の具体的な内容

近年注目されている「終活」ですが、人生の幕引き準備という考えから「今後を豊かに過ごすための準備」という認識に変わってきました。最近では、行政書士・司法書士などの士業や、葬儀社や墓石社などが主催する終活イベントも開催されています。終活することで老後の不安材料が解消され、自身の今の心境を整理するきっかけにもなります。

終活の必要範囲を把握する

そもそもなぜ終活をするのか、自分らしい終活とはどういったものなのか、どの範囲まで終活が必要なのかなど、終活を始める際、まずは「終活」そのものについて考えることが必要です。
葬儀の際に連絡をするための交友リストの作成や、死後ライフラインを契約終了させる手続き、雑品整理など、細々としたことを済ませておくと次の作業も取り掛かりやすいです。

葬儀・お墓・供養

終活において優先して取り組みたいのが葬式やお墓に関することです。
これらは自分の死後に行われるため、生前に準備しておくことで、残されたご家族の負担軽減につながります。最近は自ら葬儀社と打ち合わせを行い、死装束や遺影を用意しておく方も増えています。生前に建立する「生前墓」も増えており、おしゃれなお墓を自らデザインすることも珍しくなくなってきています。

財産

財産に関することもとても重要なテーマです。故人が望まないような財産分割・相続争いなどのトラブルが生じることもあります。終活で財産について整理しておくことで、問題の芽を摘んでおけます。
遺言書の作成の前に準備するものとして財産目録というものがあります。
まずは財産を全て書き出し、誤りや記載漏れがないか、定期的に見直し、自己の保有する全財産を正確に把握することから始めるといいでしょう。

元気なうちに身の周りの整理をしておきたい、自分らしい最期を迎えたい、残された家族の負担を軽くしたいとお考えの方は、当事務所にご相談ください。大分市にある当事務所では、エンディングノートの作成や遺言・相続などに関する法務トータルサポートを行っております。
大分で今後を豊かに生きるためのサポートをさせていただきます。